FXトレードの魔物が出る時

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FXトレード

トレードをしていると自分自身との戦いだなぁと思わされることが多々あります。

もう一人の自分であったり、魔物であったり、様々な表現ができると思いますが、自分自身の反省も踏まえて、またいつ読み返してもすぐに思い出すことができるように、トレードをしていてもう一人の自分や魔物が出てくる瞬間について書いていきたいと思います。

お酒を飲んだ時

これは言わずもがなな感じもしますが、自分の場合は晩酌でビール500ml缶2本程度であれば問題なく普段どおりのトレードを続けることができている気がしています。

しかし、その本数が3本以上になってくると気が大きくなるからなのか、判断力が鈍ってくるからなのか普段どおりのトレードができなくなってしまい、損失を膨らませてしまう傾向にあります。

外出して飲みに行った後はトレードしないようにしていますが、自宅で晩酌しながらトレードする時は注意が必要です。(もっとも飲みに外出した場合、帰宅時はふらふら状態なのでトレード画面を見ることもできないのですが)

連勝続きになった時

勝って兜の緒を締めよ、と昔の人はよく言ったもので、まさに午前中の東京時間で早いタイミングで1日分の利益を取ってしまった場合には、その後のトレードでルールに沿ったトレードができていないことが多い気がします。

引きつけてエントリー、素早く利食い、それらを適切に実行できているから利益が積み上げられているのですが、連勝続きだとどこでエントリーしても利益を出せるように思えてしまいます。

本来は水平線を引くべきところではないところで水平線を引いてしまったり、ロスカットが遅くなって損失を膨らませてしまったり、といった感じで負のループにハマってしまうというわけです。

利益がたくさん出ているから少しだけ大きめの損失出しても、またすぐに取り戻せるという変な確信も目線を曇らせてしまう原因かもしれません。

想定を超えて損失を膨らませてしまった時

この状態の時は「やけくそ状態」という表現が適切かもしれません。

ロスカットにロスカットが続いて大きめの損失になってしまっている時は、少しでも損失を小さくしたいという思いから大きめのロットで入ってしまうことがあります。

さらに損失が膨らんでいくと、もう少し損失が増えても変わりがない、と思ってしまって変なトレードのつながってしまいます。

これらの状態になった時は要注意。
もう一人の自分、魔物が出現している時です。
スキルが上がればもっと他の状態が出てくるかもしれません。
その場合にはこの記事を更新していきます。

相場観に強い思い込みがあるとき

勝っているときか否かは別として、自分のチャートの味方に変に自信がある時があります。

ここまでは必ず上がるだろう
ここで反転するだろう
円安方向に強く動くだろう

などなど、その時によって理由は様々ですが、経済ニュースで合ったり自分の分析結果であったり、いずれにしても「こうなるはず」といったことが過去の自分の経験なども含めて強く思ってしまっているとき、そんな時には引きつけたエントリーができず早めにエントリーしてしまったり、追っかけでエントリーしてしまったりするものです。

謙虚であり続けること。

このことを忘れずにチャートに向き合い続けられれば利益を積み上げていくことができます。

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