XMで口座開設を行う際、避けて通れないのが「本人確認書類」と「住所確認書類」の提出です。この記事では、必要書類の種類からアップロード方法、不備の防止策、そして提出後の流れまでを網羅的に解説します。これからXMを利用しようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
XMで口座開設するには「本人確認書類」が必要
XMは、世界中で利用されている海外FX業者の一つであり、金融ライセンスを保有している正規ブローカーです。そのため、口座開設の際には国際的なマネーロンダリング対策(AML)および本人確認(KYC)の規定に基づき、顧客の本人確認書類の提出が必須となっています。
この書類の提出を完了しないと、いくら口座開設の登録フォームに情報を入力しても、実際の取引や入出金は行えません。XMの公式サイトでも、「書類提出によって初めて口座が有効化される」と明記されています。
特に初回入金や出金の際には、本人確認が完了しているかどうかが重要なチェックポイントとなり、未提出または不備があると資金の移動ができなくなってしまいます。逆に言えば、この本人確認書類の提出をスムーズに行うことができれば、口座開設の大半は完了したも同然です。
必要な書類は「本人確認書類」と「住所確認書類」の2種類
XMの本人確認には、2種類の書類提出が必要です。1つ目は「本人確認書類」、2つ目は「住所確認書類」です。それぞれ役割が異なり、両方の提出が揃って初めて口座は正式に有効化されます。
本人確認書類とは?
本人確認書類とは、あなたの名前と顔写真を証明できる身分証明書です。一般的に利用されるのは以下のようなものです:
- パスポート(有効期限内)
- 運転免許証(表と裏の両面)
- マイナンバーカード(表面のみ、裏面は不要)
これらは、名前、生年月日、顔写真が明確に写っており、有効期限が切れていないものに限られます。画像が不鮮明だったり、写真の一部が切れていたりすると再提出となるため、注意が必要です。
住所確認書類とは?
住所確認書類は、XMに登録した住所が実際に存在していることを証明するための書類です。提出できる書類の例は以下の通りです:
- 公共料金の請求書(電気・ガス・水道など)
- クレジットカードまたは銀行の明細書(紙またはPDF)
- 住民票(発行から3か月以内)
いずれも発行日が3か月以内で、名前・住所がはっきりと読み取れることが必要です。なお、本人確認書類と同一のものを使うことはできません(例:免許証を両方に使うのはNG)。
書類のアップロード方法(スマホで完結可能)
XMの本人確認書類と住所確認書類は、XM会員ページ(マイページ)から簡単にアップロードできます。特別なスキャナーやPCを用意する必要はなく、スマートフォンのカメラだけで完結するのも魅力の一つです。
まず、XMの公式サイトからログインし、「マイアカウント」ページにアクセスします。左メニュー内に「書類のアップロード」という項目があり、ここから提出作業を進めていきます。本人確認書類と住所確認書類は、それぞれ別の画像ファイルとしてアップロードする必要があります。
アップロード画像は以下の基準を満たす必要があります:
- 書類の四隅がしっかり写っていること(切れていない)
- 文字が明瞭で、ぼやけや光の反射がないこと
- ファイル形式:JPEGまたはPNG(10MB未満)
スマホで撮影する際は、机の上に書類を置いて真上から撮ると、全体が均等に写りやすいです。蛍光灯や自然光の反射で白飛びしないよう、影にならない工夫も必要です。
アップロード後は「書類提出が完了しました」と表示され、XM側で審査が行われます。
本人確認にかかる時間と審査の流れ
書類をアップロードしたあとは、XMの運営チームが内容を確認し、承認または再提出の指示を行います。この確認作業には通常24時間以内が目安ですが、タイミングによっては数時間以内に承認されることもあります。
XMからの承認は、メールおよび会員ページの通知によって行われます。承認されると「あなたの口座が有効化されました」という通知が届き、その時点で入金・取引・出金などの全機能が利用可能になります。
一方で、不備がある場合には次のような再提出指示が来ることがあります:
- 書類の画像が不鮮明で読み取れない
- 登録した住所と書類に記載の住所が一致していない
- 有効期限切れの書類が提出されている
再提出後には改めて審査が行われ、通常通り開設可能です。審査進捗は会員ページで確認できます。
書類提出でよくある不備とその対策
画像がぼやけている/一部が切れている
- 自然光のある明るい部屋で撮影する
- 真上から書類全体が写るようにする
- 撮影後に文字が読めるか拡大して確認する
住所の記載が一致しない
- 登録時の住所と書類の住所を一致させる
- 表記(漢字・数字)も完全一致させる
- ローマ字変換の場合も整合性を取る
書類の発行日が古すぎる
- 住民票や明細書は3か月以内のものを準備する
- 発行日が明記されたものを使用
- スクリーンショットや日付なしPDFは避ける
書類がない・住所が異なる場合の対処法
書類が手元にない場合の対応策
住民票の取得が最も確実です。コンビニで即日発行できる自治体も多く、急ぎの場合にも対応可能。オンライン明細は印刷して画像提出する方法も有効です。
登録住所と書類住所が違う場合
引越しや記入ミスで住所が一致しない場合、サポートに連絡して登録情報の修正が必要です。日本語対応のカスタマーサポートが利用可能です。
利用できない書類の例
- 自分宛でない請求書(家族名義)
- 住所記載がない、または画像が切れている
- スクリーンショットのみ(PDFや印刷物推奨)
海外在住・外国籍でも口座開設できる?
海外在住者でも利用可能な理由
XMは複数の金融ライセンスを保有し、居住国に関係なく本人確認・住所確認が可能であれば口座開設可能です。英語またはアルファベット表記の書類が必要です。
制限のある国
米国・カナダ・香港など一部の国では利用できません。XMの「制限国一覧」またはサポートへの確認が必要です。
書類提出後の次のステップ
ステップ1:口座タイプの選択
スタンダード、マイクロ、ゼロ口座などから選択。初心者にはスタンダード口座がおすすめです。
ステップ2:初回入金を行う
入金方法には、クレジットカード、bitwallet、国内銀行送金などがあります。即時反映のカード入金が便利です。
ステップ3:ボーナスの受取確認
XMは口座開設ボーナスや入金ボーナスを定期的に提供しています。受け取るには条件確認と設定が必要です。
まとめ|XMの口座開設は「書類提出」が最初の重要ステップ
XMでFX取引を始めるには、まず書類提出が最初のステップです。本人確認書類と住所確認書類の両方を正確に提出することで、口座は有効化され、スムーズに取引が開始できます。
スマホだけでも対応できる手軽さと、日本語サポートによるフォロー体制も整っており、初心者でも安心して手続きを進めることができます。
この記事の内容を参考に、確実な準備を整えて、XMでのFXトレードをスタートさせましょう。


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