FX取引において、多くのトレーダーが最も恐れているのが「予期せぬ暴落や急騰による大きな損失」です。特に、口座残高を超える損失を被った場合、追証(追加証拠金)を請求されるのではと不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、海外FX業者であるXMには「ゼロカットルール」が導入されており、追証なしで損失が限定される仕組みになっています。本記事では、XMのゼロカットルールについて、具体的な仕組みから注意点、他社との比較、実例を交えながらわかりやすく解説します。
ゼロカットルールとは何か?XMにおける基本の考え方
XMにおけるゼロカットルールとは、相場の急変などによって損失が口座残高を超えた場合でも、マイナス残高をXMが自動的に補填し、口座残高をゼロに戻す仕組みです。つまり、損失が大きくなっても、「自分が入金した金額以上の損失を被ることはない」という非常にトレーダーに有利な制度です。
この制度は、以下のようなケースで効果を発揮します:
- 指標発表で為替が急変し、ストップロスが滑って損失が拡大
- 相場のギャップ(窓開け)で注文が意図しない価格で約定された
- サーバーダウンや接続障害で損切りできずに強制ロスカットされた
いずれのケースでも、最終的に口座残高がマイナスになったとしても、XMがそれをリセットしてくれます。国内FX業者では追証が発生する可能性があるのに対し、XMのゼロカットルールはユーザー保護の観点で非常に優れた特徴を持っています。
XMのゼロカットが発動するまでの流れ
ゼロカットルールは常時発動するわけではなく、いくつかの段階を経て適用されます。以下に、XMでゼロカットが実行される典型的なプロセスを説明します。
1. 含み損が拡大し証拠金維持率が低下
取引中に含み損が増えると、証拠金維持率が低下します。XMでは証拠金維持率が50%未満になると、**ロスカット(強制決済)**が実行されます。
2. 相場の急変でロスカットが間に合わない場合
しかし、相場の急変やスプレッドの拡大などにより、ロスカットが間に合わずに残高がマイナスになることがあります。
3. マイナス残高を自動リセット(ゼロカット)
このときにゼロカットルールが発動し、マイナスとなった口座残高は数秒から数時間以内にゼロへリセットされます。ユーザーは追加の請求を受けることなく、取引を再開できます。
ゼロカットルールの実例:実際に発生したケース
より具体的に理解していただくために、実際にあったゼロカットの例をご紹介します。
実例1:2022年の米国CPIショック時
2022年6月、米国のCPI(消費者物価指数)の発表を受けてドル円が一気に2円近く動いたケースがありました。あるユーザーは、ロングポジションを保持しており、ストップロスを設定していたにもかかわらず、スリッページによってストップが機能せず、一時的に残高が−5,000円程度に。
数分後、XMの管理画面を確認すると、マイナス分は自動的にゼロにリセットされており、追証の請求も一切ありませんでした。
実例2:週明けの窓開けによる損失
別のユーザーは、金曜日にポジションを持ち越したところ、月曜朝のオープンで30pips以上の「窓」が開いており、損失が一気に膨らんだケースです。この際も、ロスカットを超える損失が出ましたが、XMのゼロカットルールによりマイナス残高はすべて補填されました。
これらの例からも分かるように、XMでは想定外の損失が出ても心理的・資金的なダメージを最小限に抑える仕組みが用意されています。
ゼロカットは「万能」ではない?注意すべき点
ゼロカットルールは非常に魅力的な制度ですが、万能ではないという点に注意が必要です。以下のような場合には、ゼロカットが適用されない、または不利益になることもあります。
故意・悪質な取引は適用外
たとえば以下のような行為はXMの利用規約に反するため、ゼロカットの対象外となる可能性があります:
- 複数アカウントを使った両建て
- 経済指標直前のハイレバ短期トレードを連発
- ボーナスを悪用したマイナス残高狙いの取引
このような行為が確認された場合、ゼロカットが取り消される可能性もあり、さらにアカウント停止や凍結のリスクもあるため注意が必要です。
ボーナス残高はゼロカットにより消滅
ゼロカットが実行されると、ボーナス残高も同時に消滅します。例えば、3万円のボーナスを保持していたとしても、マイナス残高が発生した場合にはそれも全てリセットされてしまうため、ボーナス狙いでリスクを取りすぎるのは危険です。
国内FXとの比較:なぜXMのゼロカットが注目されるのか?
国内FX業者では、ゼロカット制度が法律上禁止されており、追証(おいしょう)制度が導入されています。つまり、口座残高がマイナスになった場合には、自己資金を超える損失を負担する必要があるのです。
一方、XMをはじめとする海外FX業者は顧客保護のためゼロカットルールを採用しており、リスクを限定しながらハイレバレッジ取引が可能です。この点において、XMは初心者にも非常に人気があります。
XMのゼロカットを活かすための実践ポイント
最後に、XMのゼロカットルールを最大限に活用するためのポイントをいくつかご紹介します。
リスク管理は怠らない
ゼロカットがあるからといって、無謀なトレードをして良いわけではありません。資金管理、損切りルール、ポジションサイズの最適化など、基本的なリスクコントロールは徹底すべきです。
経済指標時はポジション整理を
FOMCや雇用統計など、大きな値動きが予想される時間帯にはポジションを一度解消しておく判断も重要です。ゼロカットが発動しても、ボーナスや信頼を失う可能性があります。
XMのサポートに確認するのも有効
ゼロカットが適用されるか不安な場合は、XMの日本語サポートに事前確認をするのもおすすめです。誠実な対応で定評のあるXMなら、丁寧に説明してくれます。
まとめ:XMのゼロカットルールは強力なリスク保護手段
本記事では、XMのゼロカットルールについて以下の点を解説してきました。
- ゼロカットルールとは:マイナス残高を自動リセットし、追証不要にする仕組み
- 実例紹介:急変動時や週明けのギャップでもゼロカットが適用されたケース
- 注意点:不正行為やボーナス消滅リスク、ゼロカット依存の危険性
- 国内FXとの違い:日本のFXにはない、ユーザーに有利な制度
- 活用ポイント:基本的なリスク管理+制度理解で安心トレードが可能
ゼロカットルールは、XMを利用する大きな魅力の一つです。しかしその一方で、制度を理解し、正しく活用しなければ思わぬリスクにもつながりかねません。「守られている安心感」のもとで、冷静かつ戦略的なトレードを行うことが、FXで長く生き残る鍵となります。
ぜひ今後のトレードに役立ててください。

コメント