XM スプレッド

XMはロイヤリティポイントなどユーザーへの見返りが大きい仕組みがあるため、スプレッドは広めであるといわれています。しかし、それは本当でしょうか?
XMのスプレッドを理解するためには、平均スプレッドと実質スプレッドを知る必要があります。
主要通貨ペアであるドル円を例に考えてみると、ドル円の最低スプレッドは約0.015で平均スプレッドは約0.016であり、pipsという単位に変換するとドル円のスプレッドは約1.5pipsから約1.6ipsになります。
これは1通貨当たり1.5円から1.6円のスプレッドということであり、1ロットが10万通貨単位であるスタンダード口座の場合は1,600円相当のスプレッドが発生することになります。
これは、他の海外FX業者の多くが1.2pipsから1.3pips程度であることを考慮すると、平均スプレッドはやや高めのように考えられます。
しかしここで重要なのは、XMにはロイヤリティポイントという1ロット取引ごとにもらえる、かつ実際に取引に使えるポイントがもらえることです。
ロイヤリティポイントにはグレードがあり、1ロットあたり10ポイントから20ポイントもらえます。
ロイヤリティポイントは3で割ると約3.3ドルに変換できるので、この金額を平均スプレッドから差し引くと約1.27pipsということになります。
これに加えてグレードが上がってさらにロイヤリティポイントをもらえるようになれば、実質スプレッドを0.9pipsから1.0pips以下にすることも可能です。
つまり、XMは平均スプレッドだけ見れば他の海外FX業者よりもスプレッドが広いように見えますが、ロイヤリティポイントを考慮した実質スプレッドを見ると決してスプレッドが広いわけではなく、場合によっては他の海外FX業者よりも狭いケースもあるとお分かりいただけると思います。
実質スプレッドに関する知識がないと、平均スプレッドだけを見てスプレッドが広い、または狭いと判断してしまうのは仕方のないことです。だからこそこれを機に、FX取引業者を選ぶ際には表面的なスプレッドや噂を鵜呑みにするのではなく、実質スプレッドを考えて本当に得をする業者を賢く選んでいただきたいと思います。

 

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